2017.6.29.
木曜日更新のエッセイ。
久しぶりに珈琲の話と『まどみちお詩集』、ピアソラ、スマホ。
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「モカ」をしばらく飲んでいなかったところ、気になっていたエチオピアを購入。フレンチロースト（けっこう深煎り）なので、僕には強いかなとも思ったが、チェリーの風味が漂い、甘みも感じられた。お店（焙煎士）を信頼してよかった。
コーヒー関連の話題で、「銀ブラ」の語源は、「銀座の老舗カフェ・パウリスタでブラジルコーヒーを飲むこと」という説を見かけてびっくり。パウリスタのホームページを見ると、書いてはあるが断定口調ではない。やはり俗説のようで、本当は「銀座をぶらぶらすること」なのかな。
岩波文庫で新刊『まどみちお詩集』が出た。谷川俊太郎編。面白く読めたのでよい選なのかもしれないが、編集方針がどこにも書いていない。年代順なのか、テーマ別に章立てしたのか。また、章の頭にまどさんのエッセイが付くが、これもその章の詩とどう関係しているのかわからない。ともあれ、まどさんの詩は好きだ。
ここひと月くらいピアソラをよく聴いており、なかでも oblivion （忘却）が染みる。西欧風に言えばバラード調であり、本場アルゼンチンの言葉で言えば、サウダージ（憂愁）なのかな？
スマートフォン（AndroidのNexus5）が壊れかかって、Simフリー機に変えた。以前からよさそうだと目をつけていたASUSのZenfoneシリーズ。電池のもちが、半日から一日半くらいに伸びたのもうれしい。
いま、Simフリー機はたくさんの種類が出ているが、IT業界の知人に聞いても、Zenfoneかファーウェイ社の製品がおすすめだそう。今回、いろいろとチェックして、僕も性能のバランスとコストパフォーマンスではそのふたつだと感じた。