2017年8月8日火曜日

『遊戯哲学博物誌』の刊行に寄せて

新刊『遊戯哲学博物誌』9月上旬刊行。
CMを本の制作陣が作ってくれました!


それから、制作に携わった方からこんなご感想をいただきました。

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 木村洋平著『遊戯哲学博物誌』の印刷データを印刷会社に入稿しました。この本に出会えたこと、うちで扱うことを神に感謝したくなります。二十年前にこうした本を読めば人生がかわっていたでしょうし、せめて十年前に読んでいたら、と思うこともあります。

 この世界はどうなっているのか、人は何のためにいきるのか、といった私が幼い頃に封印してしまった問題に著者は真っ正面から答えをだします。明晰かつ詩的な言葉で。古代ギリシアから現代までの思想を俯瞰した著者が、自らの頭で解釈して表現した世界の見取り図です。これを読めば、私たちは自由に旅ができるようになります。

 すべての世のありようを遊戯として捉える姿勢、そして肯定的な世界観に驚きます。娘に読ませたい本をつくる、という目標に一歩近づきました。発売まで何があるか分からないので、あまり浮かれることなく、事故があっても対処する準備もしながら過ごしています。願わくば、この夏(発売日まで)が一瞬で過ぎ去ることを。

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原稿をきっかけに良い関係を築き、理解ある方々と仕事ができるのは出版の喜びのひとつです。

そういえば、読書会「本のカフェ」も秋には再開したいと思っています。本ともども、よろしくお願いいたします。

木村洋平