2019年2月5日火曜日

いつまでも、日々ちょっとずつ。

『奇跡の本屋をつくりたい』という素敵な本がミシマ社から出ています。
札幌にあった「くすみ書房」の店主が遺した原稿をもとに作られた本。



そこに学者の中島岳志(なかじま・たけし)さんが文章を寄せており、印象的なフレーズがありました。

(政治は)「永遠の微調整」

中島さんはかつてくすみ書房の大ファンになって、お店のそばに移り住み、ついでに地域おこしを手伝います。

具体的には、発寒(はっさむ)商店街を再興させようとします。政治学者でもあった中島さんは、そこで地域でなにかをするということは「永遠の微調整」である、と感じました。そして、それは政治一般について言えることではないか、という洞察を得ます。

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これを読んで、ぼくは、

日々の人間関係も、家族とのかかわりも、自分を改善することも、実は「永遠の微調整」なんじゃないかなぁ、と思いました。

一回変えておわり、じゃない。いつまでも、日々ちょっとずつ。