ぼくは糸井重里さんの『ボールのようなことば。』シリーズが好きだ。
「ぼくは、オーラ出てる人って、ひとりも会ったことないなぁ。」
(『ふたつめのボールのようなことば。』糸井重里 p.115)
これを読んで、「なるほど、オーラがあるとかないとか、そんな風に印象でひとを分けるもんじゃない、か」と思った。
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先日、この話を友人にしたら、思わぬ答えが返ってきた。
「東大生だけが、東大なんてたいしたことない、って言えるじゃないですか。同じように、糸井さんはオーラがあるから、そういう風に言えるんですよ」
そこまでは考えが及びませんでした。