2019年3月20日水曜日

妥協しちゃう話


以前、ビジネスの研修でゲームをした。
ふたりで手の内を見せずに交渉する。お互いが譲り合うと、50点・50点くらいをもらえる。しかし、どちらかが強情を張ると、10点・60点くらいしか取れず、合計点としては低くなる。

──Win Winのためにはお互いを信頼して相手の言い値に寄り合う「妥協」が大切、という趣旨。

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これはわりと有名なゲームらしいが、妥協といえば、むしろ人間関係を思う。

本音では「それはやめて!」と言いたいけれど、ひとまずは控えめな助言にとどめるケース。

(ぼくとしてはちょっと…)と思いながらも、「うん、いいよ」とOKするケース。

納得するケースもある。(そういう考え方もあるかあ)

妥協はせこい処世術でも、やせ我慢でもなく、自然体につながる気がする。
「ま、いっか!」が言えること。
そういうのは、ほんとうの大人だよ。

──「でも、人生、ぜったい妥協しちゃいけない、って場面もあるだろう?」

それについては、すでに長くなったのでまた今度。
と、終わり方も妥協しちゃう話でした。