2019年4月30日火曜日

白樺に生まれ変わる


札幌に滞在してきました。ただいま!
宿は円山のゲストハウス。

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あるとき談話室で「生まれ変わったら白樺になりたいですね」と言う言葉を聞いた。

白樺は、細い落葉樹で、ぶなやポプラのように高く伸びても幹はずっと細いままだ。それでも風雪に耐えて凛としたイメージがある。

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古代インドの「輪廻転生」思想では、ひとは植物には生まれ変わらないそうだ。

いま、白樺のようにすっくと立っていたい。

2019年4月16日火曜日

【ご挨拶】「札幌EDIT」をはじめます。

札幌EDIT(さっぽろエディット)は、編集者としての新しい活動につけた名前(屋号)です。札幌と東京を行き来して、ひととひとをつなぐ仕事。

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かつて札幌に住んでいて「いい街だなー」と思いました。ひとの顔が見える街。喫茶店のお客さんとも、パン屋のオーナーとも、読書好きとも、仲良くなれます。雪の降る地方都市というのもいいですね。首都圏という「中央」じゃない場所の魅力がありました。

そして、200万都市(+北海道全域から人が集う)だからこそできあがるコミュニティの密度と力、そこで目の当たりにした多様性、とんでもないおもしろさ。それをいま住んでいる東京とつないで「仕事を生み出したい」と思います。

商業出版の「紙の本を作る」仕事がメインですが、Kindle出版や小冊子の制作なども視野に入れています。リモートワークが基本です。

主に作家さん、ライター、フリーランスのイラストレーターや写真家、装幀・編集スキルのある方(Adobeを使える)とスモールビジネスを積み重ねていきたいです。スモールビジネスですので、副業や兼業、また、専業であっても小さめの案件として引き受けていただくことが多くなりそうです。

なお、札幌か東京に縁があれば、ほかの地域の方ともつながっていきたいと思います。(たとえば、札幌で知り合い、九州へ移住された方とも仕事をしています)。いずれにせよ、面識はあるのがベターですね。

乱文深謝。

ゆっくり、じっくり進めていきます。
みなさま、よろしくお願いいたします。



2019年4月6日土曜日

眠るときはひとり

「人間、眠るときはひとり」と思った。


いつか、知人の家に招かれてダブルベッドの寝室を見たとき、隣にひとがいる、というのは安心するものかもしれないな、と思った。

けれど、昨夜ふと、眠りの前後をふくめて、眠っているときというのは誰しもがひとりきりなのだ、と感じた。

不眠であれ、悪夢からはっと目覚めたあとの後味の悪さであれ、中途覚醒してうつらうつらするときであれ、あるいはなにか発作でも起こしてしまったとしても、ひとりきり。

ぱっちりと目が覚めて行動を始めるまでは、誰とも交流できない。そんな風に考えた。

ねむるのって、こわいなあ。

子供の頃からそう思うひとはいるようだけど、ぼくは大人になってやっとその気持ちがわかる。