2020年2月16日日曜日

【エシカル/サステナブル】Allbirds(オールバーズ)に取材しました。

今回、Allbirds の広報担当者さんに取材する機会をいただきました。


Allbirds(オールバーズ)はサンフランシスコ発の靴メーカー・小売で、今年1月に日本に上陸し、原宿に一号店をオープンしました。



Allbirds はなんといっても「世界一快適なスニーカー」と評判です。しかし、それだけでなく「サステナブル」(持続可能であること)を大切にする企業としても注目されています。

この点については、こちらの記事がたっぷり語ってくれていますね。

「サステナブルの思想と技術を広めるAllbirds、日本での反響は?」- ZOZO FashionTechNews 2020/1/31


今回は、Allbirds の蓑輪さん(広報担当)に取材し、会社の根幹にある姿勢と今後について話を伺いました。

「Allbirds では気候変動に対する注目がとくに強いです」
「SDGs(持続可能な開発目標)という言葉は使っていません」

といった姿勢は言われて初めて気づきました。

ちなみに、Allbirds の日本語版ホームページはこちら
まだファサード(正面玄関)のみ完成、といったところですね。

英語版(”US” を選ぶ)では、動画つきで素材に対するこだわりを説明しています。──「こだわり」というより、素材の開発が事業の根幹なのですね。Allbirds では環境に負荷の低い素材の開発を通じて「サステナブル」の問題に取り組んでいます。とくに二酸化炭素の排出量を減らすことを意識しているそうです。


このように Allbirds の場合、「環境への配慮」が企業理念の中核にあります。そこが「大企業のCSR」などで、あとから「サステナブル」に取り組むケースとのちがいです。


「まだ正式には言えませんが、カーボン使用量(製品ができるまでに排出した二酸化炭素の総量)について具体的に突っ込んだ施策を考えております」

とのこと。

「人々の関心のあり方を変えたい」

と蓑輪さんは話してくれました。

これからも継続的に Allbirds に注目していきます。



文:木村洋平
写真提供:Allbirds 社(& 2枚目のみ木村撮影)