2014年11月28日金曜日

断片:2013手帳より

2013年につけていた手帳から、ブログの書き手の自己紹介代わりに、断片を引用します。

5/6 僕は手紙を書くことが好きだ。

5/28 かみさま、ぼくが愚かなままでいいから、幸運をください。
理性はひとかけら。クッキーのように。

賢くなければ生きてゆけないかもしれないが、愚かさを愛せなければ生きてゆく意味がない。

6/12 人生は小さなところまで意味がある。けれども、全体としてたいした意味はなくてもいい。
(ふり返って眺めた時、意味にあふれている必要はない、が、いまこのとき光に満ちている、五月の林のように。)

6/14 …trotzdem Ja zum Leben sagen. は『夜と霧』の収められた原書だ。「…それでも生に然りと言う」。

6/16 トランクケースには、夢がある。トランク一つで世界を旅する、というような。いいや、旅をするだけじゃなく、それ一つで暮らすんだ。

6/18 生活を変えるときに大切なことは、大きく変えようとすることではなく、確実に変えることだ。たとえ小さな習慣一つでも。

7/15 人には、助けが必要な時機がある。そのとき、ちょうど隣にいられるか、どうか。

8/2 生きることがすばらしいかはわからないが、生きているだけで、そのひとは人生の仕事をまっとうしている。