2017年1月6日金曜日

新春お茶会と本のカフェ



明日(1月7日)「新春お茶会」を開く。たびたび開催してきた「お茶会」シリーズをどんな風にしてゆきたいか。読書会「本のカフェ」にも通底する考え。


【概要】
日時:1月7日(土) 14時〜17時
場所:町田の老舗の茶園、ティールーム(大テーブルを貸し切り)
人数:10名までOK.
参加費:1200円(菓子付き。お茶は抹茶も選べる)

こんな要領で、いままではただ楽しくて開いてきたが、「本のカフェ」と併せて、目的意識をもってもよいかな、と思い始めた。


「お茶会」は基本的には面識のあるひとにお声がけしている。カラーは自然と出てきて、人文、古楽の仲間を中心に集まり、美術や映画が好きな友人も来てくれる。

こういった文化が好きなひとは、世間の少数派になりがちだから、似た感性をもつひととの交流の場が作れたらいいな、と思う。また、世間を渡るのに独特の苦労もありそうだから、多少はエンパワーメント(力づけられる、元気づけられる)される場にもなれば、なおいい。

これは「本のカフェ」でも思うことで、本好きの交流の場になれば、という思いは一貫してあった。また、話題として「本」にかぎらず、幅の広い文化的関心を許容できる場でありたい、とも思ってきた。

他方で、参加するひとはもちろん、ただ、楽しくおしゃべりしに来てくれれば嬉しい。

主催者が注意したいのは、次の3点。ひとつ目は、主催者がなるべく裏方に回ること。アイスブレイクと、初対面のひとの紹介役を心がける。参加者が主役!

ふたつ目は、知的ムードにこだわらないこと。世間話やプライベートで盛り上がるのもよいよね。似たタイプのひとの生き方から、なにかのヒントをもらえるかもしれないから。

三つ目は、お金がかからないこと。お食事会やお酒の入る場を用意すれば、またちがうにぎわいが生まれるだろう。けれど、人文や芸術にかかわるひと、とくに若いひとはさほど経済的な余裕がないかもしれない。できるだけ敷居を下げたいから、お茶会や「カフェ」はちょうどよいかなと思う。

主催するイベントでは、こうした場作りを心がけてゆきます。今後ともよろしくお願いいたします。

木村洋平