平日の昼間に、郊外型の本屋を訪ねた。小規模チェーンで、面積は中くらい。
意外とひとが滞留しており、レジの方からはいろんな声が聞こえる。
「〜っていう雑誌ありません?」「はい、こちらに」
(電話で)「お取り寄せの本ですが……」
ぜんたいにはおじいちゃんが多い。でも、ファミリーも女性もいる。
若いビジネスマンが、車で立ち寄ったのか、文具を探している。
店員さんはていねいに受け答え。
品揃えはけっしてよくないけれど、地元のひとに愛されている。
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ちなみに、リアル本屋さんの重要な点で、いまのところ、指摘されているのを見たことがないのは「学習参考書を選べること」だ。
これは、教育業(家庭教師)で痛感した。
文芸や専門書はネットのレビューを参考にしても選べるが、学習参考書はよくよく中身を検討して、「あの子に合うかな?」と考える。ときには30分くらい棚の前であれこれ手に取り、やっと決まる。
街の本屋さん、がんばれー。ぼくも行くよー。