2019年11月18日月曜日

【ひと】チョコレートが好きでガーナに飛んじゃった学生さん

チョコレートを作るワークショップに参加しました。
お料理イベント……? と思いきや、ガーナにチョコレート工場を建てる話です。



これはカカオ100%のペースト。
カカオは木に生るフルーツですが、実を取り出すと、豆が残ります。
その豆をミルで挽くと、こうなります。薬のような味がします。
これに砂糖とミルクを加えると、チョコレートの出来上がり。


今回、ワークショップを主催されたのは、ガーナにチョコレート工場を建てた(建てようとしている?)こちらの女性。学生さんです。

子供の頃、おばあちゃんのくれたチョコレートが好きで、いまでも好きすぎて、両親の反対を押し切り、カカオの原産地、ガーナに飛んでしまいました。

カカオ豆、殻を剥いたところ

ガーナに行くと、貧しさも目につきましたが、現地のひとと仲良くなり、その笑顔、楽しそうに生活する様子に触れ、暮らしたくなりました。

そして、彼らが換金作物として、チョコレートの味も知らずに、カカオを輸出している状況を変えたくなります。ガーナの子供たちは、チョコレートを作って渡すと、とても喜んでくれたそうです。

そして、村長がOK!と言ったので工場を建てることにしました。日本円で、10万円で建つそうです。

これからはトレーサビリティを確立し、フェアトレードを目指すべく、日本の企業とも交渉中。

とてもよい笑顔をされていました。