作家にとって、編集者は貴重な存在です。
僕も4冊の本を出版してきたので、どんな編集者さんがついてくれるか、どう接してくれるかの大切さを感じます。
作家自身は、じぶんの本がどういう本なのか、俯瞰的に、第三者目線で見られないことが多いです。思い入れも強く、こだわりもあります。
ですから、編集者がどこを褒め、どこを直したほうがよいと言うか、そして明るく励ましてくれるか、こういうことにセンシティブになります。
これらは本当に貴重なフィードバックとなり、その本が良い形で世に出るかを決めます。
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たぶん、画家さんにとってのギャラリーオーナーの存在も似ていると思いますし、芸術家にかぎらず、上司やメンターの存在は近いかもしれません。
僕はフリーの編集者を経て、今、エシカルSTORYの編集長を務めていますので、今度は作家さんを応援する側です。
ライターさんが書きやすいよう、よい編集者でありたいと思っています。
と同時に、エシカルSTORYの事業において、支えられているのは僕の方だな、とも思う日々です。