2020年9月19日土曜日

V.E.フランクルの癒やしと、ヴィトゲンシュタインの苦悩

 

はじめに精神科医 V.E.フランクルの医療の思想に触れ、その視点から哲学者 L.W. ヴィトゲンシュタインの人生を振り返る。最後に、じぶんを反省した。


先日、本屋でふと手にとったのが、『夜と霧』で有名なヴィクトール・E・フランクルの『死と愛』だった。フランクルはアウシュヴィッツほかの強制収容所を経験し、生還。その後、人間を肯定し、人生の意味にせまる著作をものした精神科医だ。