2017年5月29日月曜日

パスカル『パンセ』を読むーーモンテーニュ、スピノザとの距離

パスカル(1623-62)の『パンセ』は、「人間は考える葦である」の名文句で有名だ。そのため、理性を重んじる近代的な精神の幕開けの本、というイメージをもたれる。だが、実は神学的な要素を多分に含み、馴染みにくい本でもある。

2017年5月25日木曜日

雨と木曜日(129)

2017.5.25.

木曜日更新のエッセイ。
今回は、北海道のデパート巡り * チコリコーヒー *『ウィンザーの陽気な女房たち』の3本立て。

2017年5月24日水曜日

シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵』ーー純粋さを求めて


シモーヌ・ヴェイユ(1909-1943)はフランスの思想家。数冊の「カイエ」(ノート)を友人に託し、ロンドンで客死。死後、ノートは編纂され、『重力と恩寵』として出版される。

2017年5月19日金曜日

ヴォルテール『寛容論』を読む



『寛容論』は18世紀を生きた啓蒙思想家、ヴォルテール晩年の著書。寛容の美徳を包括的な視点のなかで説く。南仏のトゥルーズで起きた「カラス事件」をきっかけに書かれたが、時事的な側面は少なく、哲学として寛容が考察される。

雨と木曜日(128)

2017.5.18.

写真はららぽーと海老名にあるブックカフェ
木曜日更新のエッセイ。
今回は、本の三本立て。『また、同じ夢を見ていた』(本との出会い)*『アイデア大全』*『やかまし村の子どもたち』(児童文学)。

2017年5月11日木曜日

雨と木曜日(127)

2017.5.11.


木曜日更新のエッセイ。
本作りのデザイナーさん*『コーヒーの科学』*『生きているジャズ史』。

2017年5月10日水曜日

ソロー『歩く』ーー野生のなかで生きることを見出す。


ヘンリー・D・ソロー(1817-1862)は、アメリカの思想家。マサチューセッツ州のコンコードという地域に生まれ、生涯のほとんどをそこで過ごす。近くの森に小屋を建てて2年生活し、その記録と省察を記した『森の生活』は代表作になっている。自然を尊重し、質実剛健な思想を発表していた。

2017年5月5日金曜日

雨と木曜日(126)

2017.5.4.


木曜日更新のエッセイ。
今回は、「小説を書こうとしてしまう」*『じゃじゃ馬ならし』名訳*メルヴィル『ビリーバッド』。