日時:8月8日(土) 18:30〜21時
場所:詩とパンと珈琲 モンクール
定員:10名
参加費:2000円
後半は、モンクールさんのパンと珈琲、紅茶、それに持ち寄ったアルコールやおつまみを楽しむ、懇親会のようになりました。
演奏は前半の1時間半ほど。曲目はこのような感じでした。
1, Deus miserere / 7-8c モサラベ聖歌 / ア・カペラ
2, Dum Pater Familias / 12c 巡礼歌 / Vocal, Cytol
3, Madre de Deus / 聖母マリアの頌歌集 / Vocal, Cytol
4, Viridissima Virga / 11c ヒルデガルト・フォン・ビンゲン /
5, Polorum Regina / 14c モンセラートの朱い本 / Viridis, Harp
6, Mariam matrem virginem / 同 / Viridis, アカペラ
7, Ay luna que reluzes / 16-7c 作者不詳 / Vocal, Harp
8, Constantia / 14c 作者不詳 / Recorder, Harp
9, Gram piant'agli occhi / 14c F.Landini / Viridis アカペラ
*1番のモサラベ聖歌は、グレゴリオ聖歌より古い歌で、アラブ音楽の影響を受けながらイベリア半島で成立したもの、とのこと。
*2番、3番は「シトール」という、カタルーニャの古楽器を使った演奏。写真と動画を上げておきます。日本ではめずらしいものです。
*ほか、4,5,7,8,9の動画を上げます。ゆっくりとご鑑賞ください。
<ヒルデガルト・フォン・ビンゲン>
<モンセラートの朱い本より>
<ハープ弾き語り>
<Constantia>
<ランディーニ>
その後は、ウィリディスのCDを即売、中世の「吟遊詩人」たちの図版入りの本を読むなどしながら、おしゃべりタイムへ。結局、23時頃まで盛り上がって、流れ解散のかたちになりました。
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ウィリディスの三人?(写本より) |
主宰・文責:木村洋平
撮影:Kさん、木村、Norikof