2017年12月23日土曜日

雨と木曜日(150)

2017.12.23

キリのいい回数になったエッセイ。
今回は、八月のクリスマス * ル・クレジオ『黄金探索者』* こそあどの森の物語『水の精とふしぎなカヌー』

2017年12月7日木曜日

雨と木曜日(149)

2017.12.7.

今回は、カティア・ブニアティシヴィリ(続)* 映画「ダブリンの街角」*『周縁のイメージ:中世美術の境界領域』

2017年11月23日木曜日

雨と木曜日(148)

2017.11.23.

最近、行ったカフェ

木曜日更新のエッセイ。
今回は、アドヴェントのお茶 * 現代俳句『天の川銀河発電所』* カティア・ブニアティシヴィリほか

2017年11月11日土曜日

【ご報告】本のカフェ第42回「おはなしアイランド」@東京

2017年11月4日(土)16〜18時
恵比寿カフェ カルフール
9名+主催者
1000円+ワンドリンク


今回は、「おはなし」をテーマにして、またフリータイムにはテーブルを分けて「島」(アイランド)を作るという趣向で開催しました。

2017年10月31日火曜日

いま、哲学の見取り図を描くーー3つの軸で


現在「哲学をめぐる状況」は、どうなっているのだろうか?その地図をおおまかに描いてみたい、専門外の人にもわかりやすいように。

3つの軸を設定し、順に説明していこう。「大陸系/英米系」「学問/アマチュア」「純粋哲学/応用倫理」。

2017年10月27日金曜日

雨と木曜日(147)

2017.10.26.


日々のエッセイ。
今回は、上原ひろみ * 伊藤計劃、SF * ハロウィン。

2017年10月18日水曜日

雨と木曜日(146)

2017.10.19.


三週ぶりの更新。エッセイ。
今回は、近況報告『ピノッキオの冒険』*まどマギ劇場版*『アニー・ホール』*『わたしは、ダニエル・ブレイク』。

2017年10月13日金曜日

【読書会】本のカフェ第42回「おはなしアイランド」@東京、恵比寿


日時:2017年11月4日(土) 16時〜18時(15時40分から喫茶スペースで受付開始)
場所:カフェ カルフール の ギャラリールーム(JR恵比寿駅、徒歩4分)
定員:10名 
参加費:1000円+ワンドリンク(珈琲、紅茶、ハーブティーほか)
    * 25歳以下の方、ワンドリンクのみ。

本のカフェは、本の紹介を通じて交流する読書会です。初参加の方も歓迎します♪今回は「おはなし」特集です。フリータイムは「アイランド(島)」に分かれて交流します。

2017年10月9日月曜日

2017年10月7日土曜日

【ご報告】本のカフェ第41回@東京、恵比寿

日時:2017年9月30日(土) 16-18時
場所:恵比寿のカフェ カルフール
参加:11名+主宰者
参加費:1000円+ワンドリンク
    U25 ワンドリンクのみ

    
読書会「本のカフェ」今回は、テーマフリーでした。どのジャンルの本もOK.

2017年10月4日水曜日

エリック・ホッファーの言葉たち


エリック・ホッファー(1902-1983)はロサンゼルスで港湾労働者として働きながら、社会哲学について著述し、カリフォルニア大学バークレー校で政治学を講じたという異例の経歴の持ち主。

ホッファーは、日々、アフォリズムと呼ばれる短い断章を書きつけ、それをもとに長い著作を構想したらしい。『魂の錬金術:エリック・ホッファー全アフォリズム集』は、彼のアイデアの元素たるアフォリズムを集めたもの。以下に紹介してみよう。

2017年9月28日木曜日

雨と木曜日(145)

2017.9.28.

下北沢B&B

毎週木曜日に更新のエッセイ(今回は二週ぶり)。この「雨と木曜日」、今後の継続を迷っています。
今回は、ルタオのお菓子*『アンドレイ・ルブリョフ』*『哲学散歩』(木田元)*哲学カフェの話。

2017年9月15日金曜日

雨と木曜日(144)

2017.9.14.


木曜日更新のエッセイ(一日遅れ)。
今回は、映画「はじまりのうた」〜『莊子』における「遊」の思想〜もしヨーロッパに生まれたら?

2017年9月7日木曜日

雨と木曜日(143)

2017.9.7.

下北沢の読書会へ

木曜日更新のエッセイ。
今回は、表紙に名前がない話 * 惑星ソラリス * フィリップ・フォレスト『さりながら』。

2017年9月2日土曜日

雨と木曜日(142)

2017.8.31.


木曜日更新のエッセイ。(土曜日になってしまった)。
今回は、『ミッドナイト・イン・パリ』* ル・クレジオ『地上の見知らぬ少年』* 書店めぐり。

2017年8月29日火曜日

くすみ書房の書棚を再現する


くすみ書房は、札幌で長年愛されたユニークな書店であり、2015年6月に惜しまれながら閉店しました。

2017年8月28日月曜日

【読書会】本のカフェ第41回@東京、恵比寿


日時:2017年9月30日(土) 16時〜18時(15時40分から喫茶スペースで受付開始)
場所:カフェ カルフール の ギャラリールーム(JR恵比寿駅、徒歩3分)
定員:10名 
参加費:1000円+ワンドリンク(珈琲、紅茶、ハーブティーほか)
    * 25歳以下の方、ワンドリンクのみ。

〜このイベントは終了しました〜

本のカフェは、本の紹介を通じて交流する読書会です。初参加の方も歓迎します♪ 今回は、「特集」や「テーマ」はありません。オールジャンルOKです。

2017年8月24日木曜日

雨と木曜日(141)

2017.8.24.

友人の出版した話題書といっしょに

木曜日更新のエッセイ。
今回は、auショップ * タルコフスキー『ローラーとバイオリン』* 禅問答?と哲学書。

2017年8月21日月曜日

『遊戯哲学博物誌』8月30日発売

新刊の哲学書、『遊戯哲学博物誌:なにもかも遊び戯れている』Amazonや実店舗で発売開始されました。哲学に関心のある方、そして哲学から離れられない方のもとに届いたらうれしく感じます。


240ページ、1760円(税別)はるかぜ書房

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
出版社の紹介文より

この本は、「遊戯」をキーワードとして哲学の全体を一から再構築する。古代ギリシア哲学を中心に西洋思想の伝統を受け継ぎ、「世界」と「倫理」という二大テーマについて思考する。その回りに論理、言葉、幸福、生命、共同体といったテーマを配置していく。

全編には古今東西のさまざまなエピソードが「博物誌」として散りばめられ、それらを足がかりに新しい概念が導かれる。そうして「なにもかも遊び戯れている」世界像を描き上げることで、喜びと肯定的な気分を溢れさせる。

愉しい教養をもとに自由自在な境地を示す知の冒険へ出かけよう!

目次
本文
参考文献

<帯、推薦>
本書は、斬新な世界像を提示する哲学の正統な後継である。軽やかな戯れと、実に真剣な世界探訪の精神がともに根底に流れている。」ーー廣野喜幸(東京大学教授 科学史・科学哲学)

<この世界の見取図を描く全43章>
目次

【あ】遊戯、哲学、博物誌について
【い】遊戯について 
【う】Lebenspiel について 
【え】精神について 
【お】配置について 
【か】親和力について 
【き】オーラについて 
【く】存在について 
【け】記憶について 
【こ】宇宙の塵とひとりのひとについて
【さ】表現について 
【し】展開について 
【す】知の営みについて 
【せ】思考について 
【そ】論理について 
【た】物語について 
【ち】運命について 
【つ】真理について 
【て】言葉について 
【と】意味について 
【な】概念について 
【に】理念について 
【ぬ】幸福について 
【ね】自由について 
【の】倫理について 
【は】善く生きることについて 
【ひ】人間について 
【ふ】愚かさの混沌について 
【へ】徳について 
【ほ】身体について 
【ま】生命のリズムについて 
【み】生態系について 
【む】肯定と否定について 
【め】多様性、複雑系、生成変化 
【も】共同体について 
【や】文化について 
【ゆ】モナドについて 
【よ】制度について 
【ら】資本主義、帝国主義、全体主義 
【り】伝統、作品、普遍性 
【る】友情について 
【れ】パラドックスについて 
【ろ】不思議について 

文章はおおむねやわらかく、易しい言葉で書いています。章や節ごとに話題も色々あるので、ぱらぱらめくって楽しんでいただけたら、それもうれしいです。

2017年8月20日日曜日

ノスタルジアーー原郷喪失

A.タルコフスキーの『ノスタルジア』を観た。ずっと気になっていた作品。

2017年8月17日木曜日

雨と木曜日(140)

2017.8.17.

六本木の公園

木曜日更新のエッセイ。
本の出版準備 * 博論をもらった友人 * 末井昭『自殺』。

2017年8月8日火曜日

『遊戯哲学博物誌』の刊行に寄せて

新刊『遊戯哲学博物誌』9月上旬刊行。
CMを本の制作陣が作ってくれました!


それから、制作に携わった方からこんなご感想をいただきました。

〜〜〜〜〜〜〜

 木村洋平著『遊戯哲学博物誌』の印刷データを印刷会社に入稿しました。この本に出会えたこと、うちで扱うことを神に感謝したくなります。二十年前にこうした本を読めば人生がかわっていたでしょうし、せめて十年前に読んでいたら、と思うこともあります。

 この世界はどうなっているのか、人は何のためにいきるのか、といった私が幼い頃に封印してしまった問題に著者は真っ正面から答えをだします。明晰かつ詩的な言葉で。古代ギリシアから現代までの思想を俯瞰した著者が、自らの頭で解釈して表現した世界の見取り図です。これを読めば、私たちは自由に旅ができるようになります。

 すべての世のありようを遊戯として捉える姿勢、そして肯定的な世界観に驚きます。娘に読ませたい本をつくる、という目標に一歩近づきました。発売まで何があるか分からないので、あまり浮かれることなく、事故があっても対処する準備もしながら過ごしています。願わくば、この夏(発売日まで)が一瞬で過ぎ去ることを。

〜〜〜〜〜〜〜

原稿をきっかけに良い関係を築き、理解ある方々と仕事ができるのは出版の喜びのひとつです。

そういえば、読書会「本のカフェ」も秋には再開したいと思っています。本ともども、よろしくお願いいたします。

木村洋平

『幸福はどこにある』ーー精神科医のレッスン

伽鹿舎(かじかしゃ)による復刊で話題の『幸福はどこにある』を読みました。

2017年8月3日木曜日

アカデミックとその外

雨と木曜日(139)に代えて。友人との話から考える、アカデミックな世界とその外での経験。


先日、友人の博士論文の公開審査会に行ってきた。緊張の強い応対がなされ、3時間ののちに合格が発表されたときは我がことのように嬉しくなった。いつの間にか感情移入していたのだ。(笑)

2017年7月27日木曜日

雨と木曜日(138)

2017.7.27.


木曜日更新のエッセイ。
今回は、メールを寝かせる * ハクスリー『すばらしい新世界』 * 旭川で買った靴。

2017年7月22日土曜日

雨と木曜日(137)

2017.7.22.


ふだん木曜日更新のエッセイ、今回は土曜日。
ベートーヴェンの珈琲豆60粒、交響曲全集と旅の季節について。

2017年7月13日木曜日

雨と木曜日(136)

2017.7.12.


今回は、荻窪の本屋 Title レポート。

荻窪の本屋 Title へ行って来た。新刊書店の閉店が相次ぐなかで2016年に開店したセレクトショップ型の本屋さん。1階の奧はカフェスペース。2階はギャラリー。

2017年7月6日木曜日

雨と木曜日(135)

2017.7.6.


木曜日更新のエッセイ。
モンベルのTシャツ * ペトルチアーニ * ドトールのポイントカード * 今週の本棚

2017年6月29日木曜日

雨と木曜日(134)

2017.6.29.

木曜日更新のエッセイ。
久しぶりに珈琲の話と『まどみちお詩集』、ピアソラ、スマホ。

2017年6月28日水曜日

詩人、金子光晴とコーヒー


金子光晴の詩集を読んでいて、好きな詩があった。友とコーヒーとを詠んだ短いもの。紹介したい。

2017年6月22日木曜日

雨と木曜日(133)

2017.6.22.


木曜日更新のエッセイ。
今回は、インスタグラムと「ジャズ小史」〜『ポピュリズムとは何か』の一場面〜下北沢「ダーウィンルーム」。

2017年6月15日木曜日

雨と木曜日(132)

2017.6.15.

木曜日更新のエッセイ。
今回もフリースタイルで。「辞書でフラれた話」*「子供の貧困、と」*『森は生きている』。

2017年6月14日水曜日

カレル・チャペックの小伝

チャペックの元別荘、いまは記念館のはず

20世紀前半に活躍したチェコの作家、カレル・チャペック(1890-1938)(日本では紅茶のブランドとしても有名だ)の作風と生涯をかんたんにまとめてみたい。

2017年6月9日金曜日

雨と木曜日(131)

2017.6.8.

木曜日更新のエッセイ(一日遅れ)。
今回は、200字×3段ではなく、自由な形式で。

サウジアラビアの友人から聞いた文化のちがいと、『かるいお姫さま』(岩波少年文庫)。

2017年6月3日土曜日

☆ 『ちょっと木になる童話集』を刊行 ☆

初の文芸作品、『ちょっと木になる童話集』をKindle出版いたしました!
表紙絵

大人向けの童話集です。アンデルセン、宮澤賢治の好きな著者が20代の頃に書き溜めた作品から、十篇を選んで手を加えまとめました。

神話的な雰囲気のもの、民話的なもの、詩のようなもの、短編小説風のものなど取り揃えました。分量は、文庫本だと20〜30ページの間、というところでしょうか。

目次は以下の通りです。

靴磨き
沖縄の氷
グリーンスリーヴス
まぬけのハンス
トプカプ船長と40人の愉快な海賊
インドの娘が北欧まで、アイスクリームを食べにゆく
ロシアの踊り子
h(アッシュ)
ゆうやの作文
星の木

どうぞ、童話ならではの独特な世界をお楽しみください♪

なお、タイトルにぴったりの表紙絵はイラストレーターの糸乃翆さんに描いていただきました。感謝!

『ちょっと木になる童話集』(Amazonのページ)*

2017年6月1日木曜日

雨と木曜日(130)中公新書を3冊紹介(2016〜2017)

2017.6.1.


木曜日更新のエッセイ。
今回は、中公新書3冊の紹介。『ビッグデータと人工知能』*『欧州複合危機』*『プロテスタンティズム』。

2017年5月29日月曜日

パスカル『パンセ』を読むーーモンテーニュ、スピノザとの距離

パスカル(1623-62)の『パンセ』は、「人間は考える葦である」の名文句で有名だ。そのため、理性を重んじる近代的な精神の幕開けの本、というイメージをもたれる。だが、実は神学的な要素を多分に含み、馴染みにくい本でもある。

2017年5月25日木曜日

雨と木曜日(129)

2017.5.25.

木曜日更新のエッセイ。
今回は、北海道のデパート巡り * チコリコーヒー *『ウィンザーの陽気な女房たち』の3本立て。

2017年5月24日水曜日

シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵』ーー純粋さを求めて


シモーヌ・ヴェイユ(1909-1943)はフランスの思想家。数冊の「カイエ」(ノート)を友人に託し、ロンドンで客死。死後、ノートは編纂され、『重力と恩寵』として出版される。

2017年5月19日金曜日

ヴォルテール『寛容論』を読む



『寛容論』は18世紀を生きた啓蒙思想家、ヴォルテール晩年の著書。寛容の美徳を包括的な視点のなかで説く。南仏のトゥルーズで起きた「カラス事件」をきっかけに書かれたが、時事的な側面は少なく、哲学として寛容が考察される。

雨と木曜日(128)

2017.5.18.

写真はららぽーと海老名にあるブックカフェ
木曜日更新のエッセイ。
今回は、本の三本立て。『また、同じ夢を見ていた』(本との出会い)*『アイデア大全』*『やかまし村の子どもたち』(児童文学)。

2017年5月11日木曜日

雨と木曜日(127)

2017.5.11.


木曜日更新のエッセイ。
本作りのデザイナーさん*『コーヒーの科学』*『生きているジャズ史』。

2017年5月10日水曜日

ソロー『歩く』ーー野生のなかで生きることを見出す。


ヘンリー・D・ソロー(1817-1862)は、アメリカの思想家。マサチューセッツ州のコンコードという地域に生まれ、生涯のほとんどをそこで過ごす。近くの森に小屋を建てて2年生活し、その記録と省察を記した『森の生活』は代表作になっている。自然を尊重し、質実剛健な思想を発表していた。

2017年5月5日金曜日

雨と木曜日(126)

2017.5.4.


木曜日更新のエッセイ。
今回は、「小説を書こうとしてしまう」*『じゃじゃ馬ならし』名訳*メルヴィル『ビリーバッド』。

2017年4月27日木曜日

雨と木曜日(125)

2017.4.27.


木曜日更新のエッセイ。
今回は、人生の半分を損する〜ジャズの歴史〜札幌を訪れる(写真)。

2017年4月26日水曜日

【電子復刊】『論理哲学論考』ヴィトゲンシュタイン

2007年に出版した『論理哲学論考』(L. ヴィトゲンシュタイン著、木村洋平訳、社会評論社)は在庫がなく、絶版に近い状態。このたび、それを電子で復刊した。

『新訳 論理哲学論考』電子版(Kindle)


特徴は、「詩としての翻訳」であること。極限まで切り詰められ、研ぎ澄まされたヴィトゲンシュタインの美しいドイツ語を日本語に移す試み。

目次や訳文の一部も掲載しているので、Amazonのサイトをご覧いただけたら幸いです。いまは刊行セール中!


2017年4月16日日曜日

雨と木曜日(124)

2017.4.13〜20.


ふだんは木曜日更新のエッセイ。イレギュラーで2週分。
今回は、手をつなぐ子供〜レニー・トリスターノ〜『ほんとうの空色』。

2017年4月13日木曜日

桜の季節

ちょっとした桜の名所へ行って来ました。あいにくの曇り空でしたが……。

川の両岸がずっと桜並木
水面に桜が映り込んでいます。

ソメイヨシノ、垂れ下がっているのがわかる。

また別の橋から。立派ですね。

 
これは名所とは別のところ、別の日に。

おまけ