2016年3月31日木曜日

雨と木曜日(77)

2016.3.31.


木曜日更新の日記風エッセイ。
今回は、旧友と桜散歩〜コーヒーを控える〜バルザック『グランド・ブルテーシュ奇譚』。

2016年3月26日土曜日

【告知】読書会「本のカフェ」第32回@札幌

*このイベントは定員です。*


日時:4月29日(金) 14時〜17時(13時半受付開始)
場所:詩とパンと珈琲 モンクール(東西線、西18丁目駅 徒歩6,7分)
定員:13名
参加費:1500円(いろんなパン、珈琲・紅茶、ジュース、アルコール付き)

本のカフェは、本の紹介を通じて交流する読書会イベントです。3,4名の紹介者と、ほかはオブザーバー(見学・質問)で進行します。初参加の方も大歓迎です。

【哲学エッセイ】場所と人


場所というのは、ひとの記憶と結びついている。僕らが「場所」を大切にしたり、場所への愛着をもつのはそれがひとと時間を育んだ場所だからだ。

【本の紹介】『夜間飛行』サン=テグジュペリ

『星の王子さま』で有名なサン=テグジュペリが31歳の時に出版し、彼の作家としての名声を高めた詩的で思索的な作品。文壇の重鎮アンドレ・ジッドが序文を書いて、高く評価した。

2016年3月24日木曜日

雨と木曜日(76)

2016.3.24.


木曜日に更新する日記風エッセイ。

今回は、桜の咲き始め〜コルチゾールと朝の珈琲〜ピリオド楽器とシューベルトのピアノソナタ。

2016年3月22日火曜日

【ご報告】本のカフェ第30回@札幌


今回も詩とパンと珈琲 モンクールさんでの開催。サイエンス、現代ドイツ語文学、日本の歴史小説、自己啓発本と、ジャンルを横断しながらの濃密な紹介タイムとなりました。フリータイムはいつも通り、パンと珈琲、紅茶、ビール、ワインで楽しまれました。

2016年3月21日月曜日

【本の紹介】『霧の向こうに住みたい』須賀敦子


装丁の美しい河出文庫だ。生前、未刊行だった短いエッセイを集めたもの。ひとつ4,5頁で読めてしまう。3つほど、印象に残った箇所を。。。

2016年3月19日土曜日

哲学の夢

哲学の見果てぬ夢は、哲学の思考することがらが言葉によって十分に表現されることではないだろうか。

2016年3月18日金曜日

【本の紹介】アウステルリッツ、ゼーバルト


20世紀の後半を生きたドイツ語作家ゼーバルトは、イギリスに移住してよその地で母語で書いた。『アウステルリッツ』は、主人公の名前。「私」はベルギーのアントワープで、アウステルリッツと出会う。それから、数十年の時間をかけながら、いくたびも彼らは話し合う。とはいえ、「私」は話を聞く一方だ。

2016年3月17日木曜日

【エッセイ】雨と木曜日(75)

2016.3.17.


今回は、春風駘蕩〜ブルンジの完熟チェリー〜ゼーバルト『アウステルリッツ』。

2016年3月16日水曜日

記憶から夢へと

思考とは、覚めてみる夢だ。

文学の20世紀は記憶の時代だった。21世紀は夢の時代になると思う。

* 久しぶりにアフォリズムをふたつ。

2016年3月15日火曜日

【ご報告】哲学カフェ@札幌

日時:2016年 3月9日(水) 13-15時
場所:珈琲とお菓子 つぐみ
参加人数:10名
参加費:1000円+ワンドリンク


札幌での「哲学カフェ」は、元祖であるマルク・ソーテの「ソクラテスのカフェ」からコンセプトを引き継ぐものとしては、初めての開催だと思われます。

本のカフェ「安心ルール」

本のカフェには、初参加のひともよくいらっしゃいます。そういう場にとって、参加者それぞれが「自分が守られており、安全である」と感じられることは大切です。

そこで、参加者の方が安心して本のカフェを楽しめるよう、「安心ルール」(セキュリティ・ポリシー)を設けます。

2016年3月12日土曜日

ミステリのハードボイル度/ロスマクの『さむけ』とチャンドラー


今日は、翻訳ミステリ札幌読書会でロス・マクドナルドの『さむけ』を課題図書に語り合ってきました。「ロスマク」はダシール・ハメット、レイモンド・チャンドラーと並ぶハードボイルド三大巨匠ですが、僕には物足りなかった……。

2016年3月10日木曜日

人間を人間たらしめるーー祈り


人間ってなんだろう?と考えるとき、これと思うこと。

【エッセイ】雨と木曜日(74)

2016.3.10.


今回は、三月の雪ペーパーでネルドリップ風にNewsweek 中東特集

2016年3月8日火曜日

【本の紹介】『テアイテトス』(プラトン)


岩波文庫、田中美知太郎訳の『テアイテトス』を読みました。昔の訳で読みづらい(いまの訳者なら、もっと噛み砕いた表現や補足を入れそう)とも思いつつ、正確さと一昔前の日本語の豊穣さを感じられる良さもあります。

2016年3月7日月曜日

【エッセイ】夢と記憶


夢と記憶の間柄は不思議だと思う。ここのところ、夢を鮮明に見るようになった。場面がはっきりと浮かぶし、夢から覚めても少しの間はそれを思い出せる。どんな夢だったかを、おぼろげながら言える。

2016年3月5日土曜日

【本の紹介】アリストテレース『詩学』ホラーティウス『詩論』


古代ギリシャとローマの権威が詩作について語る。1997年に出た新訳で、注も充実している。解説も岩波にしては分量が多い。読みやすく、わかりやすい訳書であると思う。

2016年3月4日金曜日

【ご報告】本のカフェ第29回@札幌

日時:2016年2月28日(日) 14-16時
場所:カフェ&ショップ Seed
参加人数:9名+主宰
参加費:1800円(スイーツプレート・ドリンク付き)


今回は、日曜日のティータイムに読書会。ヘルシーなオリーブオイルを使ったお菓子(今日はガトーショコラでした)、それに有機珈琲があるということで、みなさん「プレミアムブレンド」などちょっとよい珈琲を頼まれていましたね。

2016年3月3日木曜日

雨と木曜日(73)

2016.3.3.

久しぶりの更新。木曜日のエッセイ。
今回は、ひなまつりの雪国〜ドミニカの珈琲〜『詩経』海音寺訳、中公文庫。