2014.8.7.
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先日、3,4日体調を崩していたのですが、そのときに飲んだ珈琲がまずく感じられてびっくり。何度か、経験していることですが、ほんのひと口、じんわり味わってみるとやっぱり、と思います。それは、珈琲そのものがよくないのではなくて、いつも通りに美味しい豆で淹れているのですが、体調が悪いために体が受け付けないのです。舌の感覚がずいぶん変わるのでしょう、妙な苦みと渋みのようなものばかり。数日、自粛しました。
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ここで紹介したことのある『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』の姉妹編、『敏感すぎてすぐ「恋」に動揺してしまうあなたへ。』を読みました。ピンクの表紙にくまさんですから、いかにも「恋」のお話が始まりそうですが、学究の書くドライな文章です。HSP(The Highly Sensitive Person=敏感すぎる人)のための、主としてパートナーとの生活に関する本。この本は文庫化もされず、絶版のようで惜しい。良書です。
【書誌情報】『敏感すぎてすぐ「恋」に動揺してしまうあなたへ。』、エレイン・N・アーロン、冨田香里訳、講談社、2001
参考:『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』(文庫)、エレイン・N・アーロン、冨田香里訳、ソフトバンククリエイティブ、2008